2020-01-01から1年間の記事一覧

ボランティア組織による漆の植林活動

家のすぐ近くでボランティア団体が大規模な漆の植林をやっている。 我が家も土地を提供し、昨年、漆を植えた。 漆 背の高い木はもともと生えていた漆。 ピンクのリボンがついているところが昨年植えた漆。 このような平らな土地だと、活用できる。 それでも…

全伐

先週、100年の森林構想というタイトルのブログで、全伐の山が多いと書いた。 全伐する山主は非常に多い。 木の価値が下がり過ぎて、全伐する以外にどうしたら良いのかわからないのが現状だ。 全伐1 全伐2 全伐3 杉やヒノキの価格が高かったのは1980年頃ま…

山火事

昨夜は山火事現場は自分の山とは関係ないと思っていた。 でも今手元の資料を見ていたら、まさに小田貝沢の上流に我が家の山があることに気づいた。 来週、見に行こう。 記録を見たら、前回、その山を訪れたのは2014年。その時初めて自分の山を見た。その後、…

山火事と恵みの雨

大子町で山火事があった。 27日(金)14時に通報があり28日(土)14時半に消し止められた。24時間、30haが燃えたと聞く。ディズニーランドやディズニーシーはそれぞれ50ha、両方で100haだ。私の感覚では24時間燃えて良く30haで済んだと思う。今回燃えたのは…

お彼岸

春分の祝日の午後に先祖の墓参りに行った。すべてのお墓に花が上がっていた。3連休の初日、午後早めに行ったものの出遅れ感があった。 お彼岸と関係あるかわからないが、ご近所の方々からいつも以上に頂き物をした。業者の方も来た。お彼岸に実家にいること…

百年の森林構想

ここ数年で全伐する山を良く目にするようになった。 全伐する人が多いという話を耳にすることも少なくない。 全伐に補助金が出るからだと聞く。 林業者から、全伐しませんかとの提案も何度か受けた。 全伐してそのままにする案、全伐後に新たな植林をする案…

木を切ったことで土が変わり、地中の生物を思う

庭の崖の木をたくさん切って1か月が経った。 近所の方からも「変わったね」「明るくなったね」と言われる。 木が密生し日陰だらけの庭から、強い日差しが地面に降り注ぐ庭に変わった。 この変化を最も強く感じているのは地中の虫や菌類、そして背の低い草木…

ジョギング

最近は奥久慈に行けていない。 片道3時間以上のドライブになるので、週末、少しでも家で用事があったり、雨模様だと行くのを躊躇してしまう。 今日は横浜の自宅でジョギングをした。 最近、ジョギングが楽しい。走るのが好きなわけではない。 オーディオブッ…

片付け

令和元年台風の時に「強風と豪雨が来ても心配のない家にする」と心に誓った。 その一つがこの納屋の建て替え。 中には古いものがいっぱい。 7割は不要品か壊れたもの。捨てるだけでもトラック数台分の荷物。 頑張らねば。 ちなみに、この建物、大工さんに見…

里山を維持する

天下の副将軍と言われる光圀公が当家を何度か訪問したことは先のブログに書いた。 この時、光圀公は当家で何度か詩歌の会を開いた。 そこで光圀公が詠んだ以下の歌が、当家の石碑に刻まれている。 都にてながめしよりも まさりけり この山里の 月のひかりは …

特殊伐採、そして林業

今回、木を切ってくれた方は、周囲に民家のある場所で、背の高い木を切る特殊伐採専門の方で、山林の木を倒したことはないという。 このけやきを切り倒す際は、最初に太い枝にワイヤをかけなければならない。右側の椿の木から登って枝にワイヤをかけたが、当…

お茶畑

庭に、以下の写真の茶畑があるが、先日、製茶業を営む方が家に来られたので見てもらった。 樹勢が弱いので、下半分の幹だけ残して、葉が生えている枝は全部いったん落として、新しい葉に変えた方が良いとのこと。 その場合、茶葉の収穫まで3年かかるとのこと…

崖の整備

とりあえず、崖の木の多くを切り倒したが、切った後に何を植えるかも課題だ。 私は山登りをするが、北アルプス等の険しい山の鎖場並みの傾斜だ。ロープがないと誰も上り下りできない。豪雨が来たら土がどんどん削り取られる。 ということでこれからこの斜面…

令和元年の台風で考えた

先日、大木をたくさん切った。 ブログに掲載したのはけやきや杉の写真ばかりであったが、他にも柿の木やクリの木、かしわの木、うめの木など、長く先祖の生活に欠かせなかった木も切った。 結果として日当たりが改善し、景観も良くなった。ただ、景観改善が…

この地の歴史

当家にはその昔、1660年頃より数回、水戸光圀公が来訪した記録があり、その茶室跡に碑が建っていて、見学客もやってくる。 ところが、江戸末期の1864年頃には、先祖は、一度この家を捨て相模に居を移し、明治に入ってから戻ってきたと伝えられている。 一度…

居間からの眺め

居間からの眺めを改善するために、庭の高木を何本か切り倒した。 カット後の眺めがこちら。 以前はこちら。(何本か切り倒した後の写真) 都会では見ることのない、田舎暮らしの醍醐味を感じさせる工事だった。 切った木の写真。移っているのは切った木のほ…

奥久慈で田舎暮らしをはじめる準備

現在は横浜に暮らす61歳のサラリーマン。 数年後に、茨城県大子町の北方、旧黒沢村で田舎暮らしを始めることを考えている。 今までは大子に行けるのは月1回程度。それが、今年はほぼ毎週ペースで1月~2月で20日近く通った。 田舎に愛着を持ちはじめ、いろん…